シンママナースの マリアンナ です。
シングルマザーは大変。母子家庭の家計は火の車。よく「母子家庭なの?大変だね」なんて言われますが、いやいや、わたし人生最大に幸せなんですけどって思うんです。なんで母子家庭=不幸みたいな固定概念があるのか不思議です。世の中まだまだ母子家庭に対するネガティブなイメージが多いので、シングルマザーであるわたしが、母子家庭のメリットについてまとめてみました。
腹の立つ旦那はいない、フリーダム

一見不幸とみられやすい母子家庭の最高の条件とは、これでしょう。「腹の立つ旦那がいないこと」。(笑)
好き勝手して家のことや育児を手伝わない旦那。自分の遊びにはいっちょ前にお金をかけるのに稼ぎが少ない旦那。口ばっかりうるさいけど実際たいしたことない旦那。妻にとって腹を立たせる、ストレスの原因でもある「腹立つ旦那」。
そんな日常生活で妻のいらだたせる旦那は、長期的にみたら妻にとっては病気のもと・老ける原因です。もともと綺麗な奥さんだって、うっとおしい旦那と結婚すればすぐ老けてしまいます。同窓会で、昔モテモテだった女子がいきなり変なおばさんになってしまうケースですね。
シングルマザーだとかわいい子どもはいるけど、うざい旦那がいない。これは幸せです。こんな最高な条件ないと思っています。
本当幸せだなぁって毎日思います。
母子家庭=大変って思われるのは、母子家庭の多くは収入が安定しないことが多いので、貧困に陥る比率が高いからです。日本の母子家庭貧困率は先進国でも1位2位を争いますからね。
収入を安定させるまでは大変だけど、収入さえ安定させればなんとかなります。
腹が立つ人が家庭にいないというは幸せ以外になんといいましょうか。
旦那のごはん何にしよう、なんて考えなくてもいいんです。あ、ビール買い忘れてたなんてあせらなくってもいいんです。
子どもとすきなものを「なにたべるー?」とか言いながら、毎日楽しく買い物できます。
好きなときに寝れます。ちょっと部屋が散らかっても気を使いません。正直めんどくさくなる夜の営みに付き合うこともありません。
旦那がいない生活、フリーダム。
恋愛は自由です。不倫ではないですから

基本的に既婚者であれば恋愛なんてご法度。結婚している相手がいるのに、交際相手なんかつくっちゃ、慰謝料を請求されたっておかしくない世の中ですが、シングルマザーは恋愛することは自由です。ただし、絶対的に子どもに悪影響がないようする必要はあると思いますけどね。
でも既婚者みたいに、恋愛に臆病になったりする必要はないです。男性として魅力のない旦那に人生を縛られる必要はなくなります。
お金の使い道はわたしが決める権利がある

高い化粧品や少しかわいい洋服とかかったりしようもんなら「そんなの贅沢だよ」「お金の管理できていないじゃないの?」なんて小言を言われたりして、イラっとしたことありませんか?結婚当初は「だってぇ~~~ん。ほしかったんだもぉ~~ん。」みたいなイチャイチャラブラブな会話が成立しても、結婚5年以上もたってくれば、「なんでテメぇにいわれないといけないんだよ」「お前もこないだしょもないゴルフ用品かったんじゃねえのかよ」「釣り道具あほほどかってきてたんじゃないのかよ」とか夫に殺気だつこともしばしば。
でもシングルマザーはそんなお金の使い道で、誰かにとやかくいわれることはありません。
もちろんお金の管理に対して責任は重いですけど、お金をどこにかけてどこを節約するか自分の価値観で決めることができます。
例えば教育にはかけるけど、食費を減らすとか、
遊びやレジャーにお金をかけて、光熱費を減らすとか。
自分の価値観で、自分のライフプランを立てれます。
わがままな旦那さんがいたら、こんな感じで自分の価値観で生活費の使い方を決めることができないですからね。
その点シングルマザーはお金の使い方で誰かと喧嘩したり、ストレスを感じることはありません。
うざい姑、舅(夫の両親)や兄弟と関わらなくていい

これなんですよー!これ!これ!
子どもが生まれた当初は子の父親の両親や親族と頻繁に逢っていました。いやいや、どれだけストレスだったことか!どれだけ腹の立ったことか!今は会ってないのでその莫大なストレスから解放されています。
幸せです。二度と会いたくないんですもの(笑)。逢わなくていいし、別れていれば会う必要も責任もないからね。結婚してればうっとおしい姑、舅や義理の兄弟とも関わったり、挨拶しないといけないけど、別れてしまえばそんな関係ももたなくていいので。
何がいやって、正月とか敬老の日とか、親戚の冠婚葬祭とかなんかあるごとにいやでもへちまでも顔あわさないといけないですから。
腹立つ相手とコンスタントに顔を合わせて挨拶してお茶やお酒を注がないといけない環境。地獄絵図ですよほんと。嫁の人権どこへやら。
妻は奴隷かい、と言いたくなる。
本当、あつかましい姑とかだと子育てについてとか、生活について口をはさんでくる義理母とかいます。「昔の子育ては」とか「昔はもっと厳しかったんだから」とか自分を棚にあげて文句ばっかりいう義理の両親がいますが(うちがそうでした)、結局その子どもの子育てに責任を持つのはその親だし、昔と違って今は時代は流れてるんだから、今の時代を生きるひとたちに花をゆずるべきだと思います。
でも日本って特殊で先祖を大事にする風習があるし、女性=嫁に嫁ぐもの、みたいなまるで召使的要素がある捉え方をする風習があるので、まだまだ姑のパワーが強い名残があります。
もう女性も男性ばりに働いて、学歴もある時代。
女は家に入って夫より3歩下がるなんて、とうに昔の話。
そんな昔の風習を押し付けられることも、姑や舅、義理の兄弟たちにお膳縦して疲れることもありません。
自分の子どもが楽しく生きることだけに集中できますよ。
自分の価値観に応じた子育て

わたしはこれが一番、シングルマザーで幸せだと思う瞬間です。
父親だからって子育ての方法すべてが正しいとは限りません。時に「その子育て、間違ってない?」って思うこともしばしば。
極端に叱りすぎとか、叱らなすぎとか、高価なおもちゃを簡単にしょっちゅう買い与えたりとか、子どもの前での言葉遣いとか。
「それやめてほしい」っていうのを伝えても聞いてくれる旦那ならいいですが、プライドが高い旦那とか、嫁を見下しているような男性だと聞く耳をもたないひとがいます。
もう子育てについて互いに意見を出し合って、ともに考えることができなければ夫婦じゃない、家族じゃないですからね。
最愛の子どもの良い成長を促すために夫婦でどうしていくべきか、互いの意見を尊重していくのが夫婦です。
「俺はこう育ったんだよ、だからいいんだよ!」「お前に言われる筋合いない、お前みたいな育ち悪いやつより、俺のほうがわかってる」
わたしが実際言われた言葉です。
もう一緒に住んだり、会ったりしていないので、自分の価値観に応じて子育てをすることができるようになりました。
正直、父親と頻回にあっていたときより、子どもの言動や精神状態も落ち着いていて、良い状態になっていると実感します。
シングルマザー=不幸ではないんです

なんだか夫の悪口メドレーみたいになりましたけど。
いやいや、世の中には素晴らしい旦那さんもたくさんいますよ!あしからず。
ただ、くそみたいな旦那なら、いないほうが100000倍も幸せだ&子どもにも好条件だ
っていうことが言いたいだけなんです。(やや悪口込み)
だからシングルマザーって聞いたら「大変なんだね~」っていうのは、なんか違うんですよ。
まぁ別に言われても何とも思ってないけど。
いやいや、最高に幸せですけど??
っていうのが答えです。
なんか「大変だね」っていわれて「いや幸せですけど?」って言ったら、なんか無理してるみたいに聞こえそうだからいわないだけで。
だからこの場で「幸せですけど?」の根拠を述べてみました。
あ、離婚を促しているわけではありません(汗)。離婚の判断は自己責任でお願いします。
かわいくてわたしを思ってくれる子どもがいる。
自由に生きる権利がある。
頑張ろうと思えるエネルギーになる子どもの笑顔がそばにある。
くそみたいな旦那はいない。
これを幸せと呼んで、何と呼びましょうか。