【詐欺手口と特徴公開】男性が女性詐欺師に騙されないための方法



シンママナースの マリアンナ です。

AKB48前田敦子さんらなりすましで詐欺被害総額116億円、被害者37万人。人口割合から考えて100人に1人の男性が出会い系の詐欺にひかかっている事実から、男性の恋愛心理に基づいて、女性に弱い男性が「恋愛詐欺・恋愛詐欺」に騙されないための方法をまとめています。

 



37万人が騙された出会い系の詐欺事件

以下記事引用。TBSNEWSより)

 出会い系サイトの運営会社がAKB48の元メンバー前田敦子さんら芸能人を装って116億円をだましとったとみられる事件で、新たに指示役の男が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは東京・新宿区にあるソフトウエア開発会社の当時、専務の男で、2012年、前田敦子さんらを装って「相談に乗って下さい」などとメールのやり取りをして、埼玉県に住む男性(当時40)から現金136万円をだまし取った疑いが持たれています。
この事件をめぐっては、出会い系サイトの運営会社の社長ら30人が逮捕されていて、警視庁は社長らが全国37万人から116億円をだまし取ったとみています。男は一連の事件での指示役とみられ、取り調べに対し黙秘しているということです。

 

この出会い系サイトの詐欺事件、気になった点。

本文中”全国37万人から116億円をだまし取った”の一文について。

 



37万人から考える生産年齢人口との割合~37万人ってどれくらい?~

全国37万人について考える。

全国の男性の働き盛りの指標となる生産年齢人口は7901万人。見方を変えれば、子どもや高齢者を省いた出会い系サイトのターゲットとなる年代の数が7901万人。

男女の比率のうち、男性がだいたい48%くらいだったとはずなので、働き盛りの7901万人中3792万人くらいが男性です。

 

この事件の詐欺被害から考えると、被害者数37万人は働き盛りの7901万人中3792万人の約100分の1の数字。

このニュースに記載された被害者数37万人が、もしだいたい全員男性層なら、日本の働き盛りの男性約100人のひとりがこの出会系の詐欺被害にあったということになる。

極端な言い方をすれば、「わたし前田敦子です。」っていきなりメールがきたら、100人に1人の男性が騙されるってことになる。

これはいかに男性が女性を欲していて、女性に弱い生き物であるか、具体的に示す数字だと思う。

 

100人に1人が騙されてしまう。決して他人ごとではありません。恋愛に絡む詐欺は出会い系だけでなく、結婚詐欺やデート商法などさまざま。組織じゃなく最初からお金や財産目当ての個人の詐欺もあります。「そんなのに騙されるやつが悪い」なんて言っているうちに自分が痛い目にあいます。女性って怖いですからね。

男性の方々、変な女性にはひかからないように、しっかり自分の男としての本能を理解して、詐欺にかかる可能性があることを理解しておきましょう。



100人に1人の男性が騙された!?詐欺にひかかる男性心理の特徴

単刀直入にわたしが思ったのは、世の中の男性の「女性に対する弱さ」。 どれだけ強そうな男性でも、女性にはたいがい弱い。ハニートラップという言葉が成り立つのも理解できる。

おおまかに計算しすぎだけど、だいたい日本国民の男性の100人に1人が騙されたことになるとしたら、すごい数字じゃないだろうか。いかに男性の「女性に対する弱さ」が現れている数字なんだろうって感じます。お金を出しても、たとえその女性と会えなくても、男性はその女性を手に入れるためにどんなことだってする。男性特有の狩猟本能的な本能なのかもしれないですけど。それもある意味で詐欺師にとっては騙せる鴨の便利な本能なのかもしれないですね。だって、魚釣りでも、普通の狩りでもそうだけど、狙う動物の特徴を逆手にとって相手を捉えるじゃないですか。魚なら虫、ネズミならチーズって具合に。働き盛りで寂しい、でもお金はそこそこある男性。そんな男性は可愛い・癒される女性に惹かれる。つまりお金がそこそこある男性を鴨にするなら、魅力的な女性は恰好のエサになるっていうわけ。詐欺師のなかではそれがイメージできているのかもしれません。

 

男性の恋愛心理として、確かに狩猟本能ってよく説かれています、どの心理学の本でも。

男性は手にいれられそうで手にいれられない、会いたいのに会えないという狩猟本能をくすぐられるような恋愛に弱いのかもしれません。余計に自分のものにしたくなる。もちろん女性だって恋愛詐欺にかかるひとはいるとおもいますが、金銭的な詐欺にひかかるのは圧倒的に男性が多いですよね。(収入が高いのもあると思うけど)

 

また男性はどこかで、自分を満たしてくれる女性を求めます。褒めてくれる女性、癒してくれる女性、叱咤激励してくれる女性。いろいろパターンあれど、自分が気づいていない間に、女性に対していつでもニーズがあるんですね。あるドキュメンタリー番組で高齢者の男性が、「何歳になっても男性は女性に精神的な依存をしている」といっていました。

子どもが生まれたりすると精神的に自立することが多い女性にくらべ、男性は常に自分を満たしてくれる女性が必要なんでしょうね。

 

でもこの心理状態が、恋愛詐欺や結婚詐欺にあう原因にもなっているんだと思います。

 



男性が女性に騙されないための方法~結婚詐欺・恋愛詐欺は自分で防げ~

出会い系もそうですが、結婚詐欺やデート商法、恋愛に絡む詐欺はあとを耐えません。きっと耐えることもないでしょう、ニーズがあるから。

ニュースを見るたび、「この被害者が自分の息子だったら・・。」とか、心を痛めるようになってきました。男の子って、やっぱり女性に依存する生き物だから、息子の将来を案じてしまいます。(冷や汗)

話がそれました。

どうやって、結婚詐欺や恋愛詐欺にかからないようにすればいいのか。

もし、「自分って騙されていないか?」と思うなら、次の項目に当てはまっていないか、しっかり考えてみましょう。

 

自分に釣り合わない魅力的な女性が寄ってくる、おいしい話にはご用心

 

魅力的な女性

昔から「うまい話には気を付けろ」なんてよく言いますよね。

恋愛も同じかと思います。まるで自分と釣り合わないような、魅力的な女性が寄ってくるのは、その女性が言葉にださない「何か」があるから。

イスラエルのことわざで女は黙っているときでさえ嘘をつく。」というのがあります。これ、あながちホント(笑)

詐欺師の特徴のひとつとして、詐欺師は自分が詐欺師であることを匂わせません。でも、ひとつだけ詐欺師に共通した落ち度があるとしたら、被害者に釣り合わないようなおいしいや出来事を持ってくることです。

「絶対値上がりする株がある」「誰もが惹かれる魅力的な女性が積極的に声をかけてくる」

 

自分には見合わないおいしい話が転がり込んで来たら、まず相手を疑いましょう。

 

なんだかんだと自分からお金が出ていく、お金の話ばかりされる=相手の目的はお金だから

 

相手の目的はお金だから

もし女性からお金の話(貸し借りや)をされたり、お金に困ってるの的なお涙ちょうだい話をされたり、また女性と会うために何かしらのお金がたびたび必要になるようなこと(キャバクラの指名料とか、出会い系のメール料金とか)があれば注意してください。

相手の目的はあなたじゃなくてあなたのサイフです。

それでも好みの女性にアプローチされたり、お金のことで相談をされたりするとつい男気をだして正直かっこつけたいのが男の本音

でも、自分をだますつもりの女性に良く見せたいからと無理をしてお金を出すのは、正しい男の判断じゃないですよね。

仮にその女性にたくさんお金を出したって、あなたの財産が尽きればその女性はすぐどこかへ行ってしまいます。

もしそんなことにお金を出すのなら、自分と人生をともにする女性と出会うまで、置いておきましょう。

 

詐欺師の心理状態の特徴ですが、詐欺師はいつも自分の目的が達成される状態かを確認したいんですよ。あなたがサイフのひもをゆるめてくれるかどうか、情報収集しているんです。

あなたがどんな言葉に、どのように反応するかしっかり見ています。あなたの精神的な弱さはどこか(女性に甘えられたら弱いのか、お涙ちょうだい話をしたらホロっとするタイプなのか、言葉巧みに丸め込まれるタイプなのか等)。

だから、時々お金のはなしをしたりします。本当にこのひとからお金をとれるのを確認したいからです。反応をみているんです。財産のないひとから財産はとれないでしょ?

悪いひとはどこまで行っても悪い。

正当な意味のないお金の話をしたがる女性には要注意。

 

詐欺師に不愛想なひとはいない

詐欺師に不愛想なひとはいない

先に述べますが決して「愛想がよい女性=詐欺師」ではないので、ご注意を。

言いたいポイントはこれ。

詐欺師に不愛想なひとはいない。

これは本当。まるで詐欺師に見えない愛想のよさ、親しみやすさことが彼らの最高の武器です。

 

親しみやすく愛想がよくないと、人は寄ってきません。詐欺師の視点からみれば、「鴨も寄ってこない」。

だから人をだますことが上手なひとは愛想がよい。ときに話術があります。

話がうまく聞き上手。失礼かもしれませんが、ホステスさんはある意味このプロかと思います。

わたし自身ホステスをしてたときは「相手の話を聞く、相手が望むリアクションをとる」ことに徹していました。お客さんが何を望んでこの店にきているのか。ふらっと一人できて誰かに話を聞いてほしいのか、大勢できてみんなで盛り上がりたいのかとか、相手のニーズを考えるんです。

そうすればまた彼らが指名してくれて、わたしにお金が入るからです。相手が喜ぶことが目的じゃなくて、最初から指名料などの収入が目的なんです。詐欺師って同じような視点があると思います。当時はそれが仕事だったので、そんなことを考えていました。(今はそんなことしませんが)

 

女性は男性に比べて、コミュニケーション能力に長けている存在です。男性と比べて体も小さく、威圧感もないでしょう。

愛想がよいからって、腹のなかも愛想がよいことばかり考えているとは限りません。ホステスさんはある意味女性の愛想良さを競う商売かと思いますが、愛想よく笑っていても、腹のなかではその日の売り上げや、今後見込みのある客かどうかなど、虎視眈々と考えていたりするのです。

 

男性は愛想のよい女性には弱い生き物です。

笑顔の裏にどんな思考があるのかしっかり判断できるよう、交際とかを始めてもすぐ金銭の貸し借りや過剰にプレゼントなどをしないようにしましょう。

 

 



男性が女性に騙されないための方法・まとめ

 

  • 自分に釣り合わない魅力的な女性が寄ってくる、おいしい話にはご用心
  • なんだかんだと自分からお金が出ていく、お金の話ばかりされる=相手の目的はお金だから
  • 詐欺師に不愛想なひとはいない

 

恋愛にまつわる詐欺の手口は様々ですが、詐欺師には共通した特徴と、目的があります。

それはひとの弱みに付け込んで、そのひとの財産を奪うこと。あなたを喜ばせているようで、実はそれはパフォーマンス。

ニンジンを追う馬に一口ずつニンジンをかじらせるように、詐欺師は自分の目的まであなたを誘導し、あなたが逃げられなくなったところで大切なものを奪います。

 

相手がどれだけ愛想が良くても、良い子そうにみえても、相手の本性は何なのか、しっかり見極めるようにしましょう。

ちなみに、男性は女性の嘘に弱いですが、女性は女性の嘘をすぐに見抜きます、たいがい。(同性だからでしょうか)

男性が恋愛詐欺や結婚詐欺にひかかりそうなときは、身近な信頼できる女友達や姉妹、ときにはお母さんに相談してみるのも手です。

簡単にお金を出さない。少額でもつのれば大金です。しょうもない詐欺師に自分の人生を奪われないように。d