わたしが未婚の母になった理由、10年の未婚の母ライフを振り返って

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シンママナースの マリアンナ です。

 

きっとこの記事を読んでいるうちの何人かは、

これから未婚の母になる可能性があるひとがいることでしょう。

 

未婚の母になるのは、どんな理由があれ

相当の勇気と覚悟がいります。

 

マリアンナも本当に勇気がいったし、

いろんな最悪のことを想定し、

覚悟して未婚の母となりました。

 

あれから10年の月日が経ちましたが、

マリアンナは未婚の母になったことを、

一日も後悔したことはありません。

これほんとに!

 

むしろ、

あのとき勇気を出して、

未婚でも産むと覚悟した10代だったわたしを

褒めてあげたいくらいです。 ←え|д゚)

 

10年の月日の中、

大変だったこともあるけど、

毎日が幸せで、どのときを振り返っても、

子供との日々が懐かしく、幸せに思えます。

 

あのとき中絶する道を選んでいたら、

この幸せはなかったのかもしれないと考えます。

 

これから未婚の母になるか、

中絶しようか悩んでいる女性が、

少しでも後悔しない選択の参考になれるといいなと思い、

わたしの未婚の母ライフを紹介したいと思います。

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未婚の母の割合について

現在日本では、未婚の母の割合は全体の3%にもなりません。

100人のママのうち、1~2人の女性が、

結婚せず出産していることになります。

 

でも視野を広げると、

未婚の母が著しく少ないのは日本だけで、

アメリカ、スウェーデンなどでは50%近くが未婚の母なんですって。

半分以上かい。

↑ 主要国の「婚外子出生率」率(1980年と2007年、CDCから)

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わたしが未婚の母になった理由

わたしが未婚の母になることになったのは、

18歳の頃でした。

子父と出会い、妊娠。

子父にDV要素があることに気づき、

別れようと思ったとき、妊娠にも気づきました。

 

体の暴力っていうのはないんですが、

女性を見下すような視点があるひとで、

言葉の暴力がひどいのなんのって。

 

おろせだなんだといわれ続け、

このひとの言葉の暴力を受けながら

この先この人と一緒に生きていくのは無理だと悟りました。

おまけに定職についていない。

 

なんてクソな男にひかかったんだ、わたし!ばか女w!

 

中絶はしたくなかったので、

わたしは未婚の母となることになりました。

 

 



未婚の母になると決意してから今に至るまで

基本中絶は反対派なわたしでしたが、

妊娠当時18歳で未婚の母になる決意をするのは、

勇気がいりました。

 

最初から妊娠するようなことをするなと言われれば

それまでなんですけどね。

そこまでわたしは賢い女性ではなかったです。

 

 

妊娠がわかったときの本音と決意

このときの本音は本当にふたつだけでした。

 

「純粋におなかの子が愛しい」

という思いと、

「ただただ不安」

という思いだけ。

 

エコーに写る小さな卵の息子が愛しくて、かわいかった。

同時に子育てという20年間の責任が怖くて、

できる自信がなかった。

ましてや結婚せず、誰にも頼らず一人でなんて。

 

おまけに子父からは

毎日のように言葉の暴力と中絶の強要をされました。

 

そんな相手の言葉の暴力と将来の不安で、

中絶もよぎらなかったかと言われれば、嘘になります。

 

でもエコーを見るたび、

中絶したら一生後悔するかもしれない、

この子はもう授かることはできない、

この子に罪はないしわたししか守るひとがいない、

という思いがつのり、

未婚の母への決意を強くさせました。

 

 

未婚での出産、母親として成長する

産前あんなに悩んで、泣いていたわたしは、

出産したとたん、突然強くなりました。

 

おろせと一点張りだった子父は、

息子を溺愛するようになりました。

それもなんだかいやだけど。

なんかムカつくけど。

 

まともに水商売しかしたことのなかったわたしは、

子供に十分な生活をさせるため必死でした。

子供をおんぶしながらハローワークに通いました。

 

今は最終的に看護師となり、

それなりに生活できるようになりました。

 

女性である間はできないことも、

母親になるとできるようになる、不思議。

 

「育てているようで育てられている」とはよくいいますが、

あながち嘘じゃないと人生を通して実感しました。

 

 

一人の女性から、母親になること

女性から母親になるとき、

大きくかわる心情がありました。

 

自分にとって幸か不幸か

という視点から

子供にとって幸か不幸か

です。

 

女性である間、女性は自分の幸せを追い求めます。

自分が幸せか不幸かを追い求め、

占いや男性を追い求めるのかもしれません。

 

でもどんな状況でも母親になったとき、

女性の視点が、自分の幸せから子供の幸せに変わるんです。

そしたら、今までできなかったことも、できるようになる強さを持つようになります。

 

未婚の母になる。

あのときの選択と実践が、

わたしを強くしました。

 

 



未婚の母になり10年、今までの生活とわたしの思い

 

未婚の母になり10年。

今の生活はなんとか落ち着いていますが、

決してこれまで平坦な道のりだったかというとそうでもありません。

 

養育費と認知

養育費は口頭約束でもらえたり、もらえなかったり。

まばらにもらうより月固定で振り込んでくれるほうがいいと言っても、

父親は聞いてくれません。

認知は弁護士を経由し、なかば強制で認知させました。

認知しているので、子供の戸籍の父親欄には、

子父の名前が入っています。

 

弁護士に相談し養育費調停も考えたのですが、

裁判所が養育費を計算するとき、

自営業の彼の年収と看護師のわたしの年収で計算すると、

養育費がほぼ0円になってしまうんです。

 

弁護士料と時間の無駄になる可能性のほうが高いので、

調停を迷っています。

 

人付き合い

未婚の母であることで、

あちこちからいわれのないことを言われたり、

ゴシップの的みたいになることもあります。

 

結婚してようがしてまいが、

人の噂好きなひとは、どこまでいってもひとの噂しかしません。

それしか話ネタがないんだろう、と割り切って、

相手にしないようにしています。

 

その反面、未婚で子供を育てようとするわたしをみて、

本当に全面的に協力してくれるようなひとも、

たくさんいます。

 

子守をしてくれたり、

こどもに必要なものを買ってくれたり、

職場ではわたしが子育てしやすいよう配慮してくれたり、

いろんな場面で、たくさんのひとに助けてもらいました。

 

出会いって大切だな、って思います。

 

 

未婚に母になったことを振り返って

いやな思いをしないとは言い切れませんが、

ひとつだけ自信をもっていえるのは、

この子を産んでよかった!っていうことです。

 

こどもわたしは仲が良いです。

確かに複雑な環境ですが、その分母子の絆も強くなります。

こどもは友達も多く、毎日楽しそうに過ごしています。

近所からの評判も良好です。

今は息子と過ごす一日一日が、幸せに感じる毎日です。

 

結婚してたら絶対子育てがうまくいくわけでもないし、

旦那がいたら絶対幸せな毎日ではないんです。

 

生まれる前から、わたしの中で変わらない思いは、

「息子に幸せになってもらう」ことです。

 

これまで辛いことがあっても、

10年間変わらない

この「息子に幸せになってもらう」という

わたしの目標があったので、

ブレずにやってこれたんだろうと思います。

 

周りに祝福されない妊娠をすることがあっても、

自分が「こう思うからこうする!」っていう考えがしっかりしていれば、

たとえ辛いことがあっても乗り越えられるし、

後悔することなんてありません。

 

 



望まれない妊娠をしたら

妊娠したけど、

中絶を強要されている、

強姦されて妊娠した、

結婚しているひとのこどもを妊娠した、

父親が誰かわからない・・。

 

さまざまな理由で

未婚の母になる女性がいると思います。

 

ふたつしかない選択肢、

ひとに相談したくもなります。

 

でも人の意見って、無責任で、いろんな意見があります。

人の意見を頼りにしてると、人に流されてしまいます。

 

あなたの人生で一番正しい意見は、

あなたの思いです。

 

誰がどう思っているのか、ではなく、

あなたがどうしたいのか、に視点を置かないといけません。

 

人生なんて、10人10色です。

わたしが結婚せず未婚の母になる道を選びました。

 

後悔したことはないし、

今後もないと言い切れます。

 



まとめ

わたしの未婚の母になった経緯が、

参考になるかなんてわかりませんが、

複雑な環境・心情でマタニティライフを送っているひとに、

少しでも参考になればいいなと思い、

書いてみました。

 

決してどんな状況でも

出産することが正しいというわけではありませんが、

未婚の母になる選択肢と生き方もあります。

 

その選択が決して不幸や後悔ばかりではないことを

知っていただければと幸いです。

 

世界で一番有名になったティーン、

ジャスティンビーバーだって、未婚の母の子ですから。

 

え、なんか話が違うって?

いやいや、もし息子がジャスティンビーバーみたいに

なることもあり得るわけじゃないですか。

 

歌でも習わそうかしら。