看護師が結婚できない理由を教えます。～看護師に業界転職したからこそわかる看護師の「ギャップ」～ |

シンママナースのマリアンナです。

1 看護師結婚率は低いけど離婚率が高いことに驚いた
2 看護師が結婚できない理由～企業勤めと比べてわかる、職業別の性格と環境～
3 看護師だけど本気で結婚したいと考えるなら

看護師結婚率は低いけど離婚率が高いことに驚いた

わたしは成人してから、一度企業でOLをした後看護学校に入学して看護師になりました。本当に看護だけ経験した現役と比較して、他業種・他業界の経験があります。

他の業界も経験したのち看護師になると、その仕事内容だけでなく、働いている「人」そのものにすごく違いがあることにびっくりしたり。風土がひとを作り上げるのか、なんなのか知らないけど。

そして特にびっくりしたのが、看護業界の「離婚率の高さ」と「結婚率の低さ」。

少なからずわたしの経験だけからいうと、一般企業での離婚率はだいたい数字にしたら3～5％くらいでした。離婚してるって聞いたら「えー！珍しいな」って思ってた。看護師になって実際に就職してから周りを見ると、部署にもよるんですけど離婚率は30～50％くらい。いや、10倍くらいなの、まじで。

独身の率もひっじょーに高いです。言い換えると結婚率（結婚してる人）の少なさ。

年齢層にもよりますが、だいたい企業で30代~40代の結婚してる率は90%以上でした。ほとんどが結婚してました。してないと目立つくらい。看護師は離婚しているひとも含めると30~40代の結婚してる率は50％～60％くらいでしょうか、これも部署によりますけどね。

やはり働いている場所によって違いがあれど、 業界別に比較しても看護師の結婚率の低さ、離婚率の高さはすごいと思うんです。でも正直、自分自身が看護師になり、看護師として働いてみて、納得できる点が結構あったりします。看護師が結婚に縁がない理由。実際に業界転職したわたしが看護師が結婚できない理由を、企業OLと比較してまとめてみました。

看護師が結婚できない理由～企業勤めと比べてわかる、職業別の性格と環境～

看護師で結婚したい！って思っているひとにとっては耳をふさぎたくなるような内容かもしれないですが、本気で結婚を目指すならぜひ現実と向き合ってほしいと思います。シビアですが、企業で勤める人と看護師の女性を比較して何が違うのか、結婚しにくいポイントは何かを紹介していきます。

理由1：働いている時間がめちゃくちゃ

看護師さんが彼氏ができない、彼女ができない、結婚できないっていう原因になるのに、大きく影響をきたしてるなって思うのがこれ。「働いている時間がめちゃくちゃ」。

夜勤だ明けだ日勤だって、普通のひとが休日や連休がある日に働いたり休んだりシフトがめちゃくちゃなことが多い看護師。

同窓会とか何かの集まりってなるとたいてい金曜日や土曜日に予定されますが、看護師ってなかなか不規則な生活なので、そういった集まりに参加できなかったりしますよね。また普通の会社だと、従業員みんなが同じ日に休みなので、忘年会、社員旅行とかのイベント事はたいてい社員全員が参加できます。結構若い子とかだとそういった会社のイベントで出会って付き合ったりするんですが、病院勤めの看護師だとそういった機会も企業勤めの人と比べてすごく少ない。一般的な企業と比べて、職業上恋愛する機会が少ないんですよね。

働く時間が決まっていると予定も組みやすいし、デートの予定も入りやすいけど、いつ仕事なんだかわからない職業だと、男性も誘いにくいかもしれない。そういった面からも、なおさら恋愛から遠のく、婚期が遅れるっていう負のスパイラルに陥っている感じがします。

理由2：勤務先の男女比率が偏っている・出会いがない

看護師って女性特有の仕事で、職場もほとんどが女性ですよね。企業ではなかなかない光景です。the・大奥です。

そもそもひとが普通に働いていたら職場にいる時間って人生の中でもすごく長い。だけど看護師ってその長く過ごす職場という環境がほとんどが同性なわけですから、そら普通の一般企業で勤めるひとと比べて出会いが少ないのは当たり前です。

普通の会社とかって、男女比率が半々とか、男性の方が多いとか。必然的に男女が出会って恋愛に発展しやすい環境なんですよね。でも、男女比が圧倒的に「男<女」になってると、女が余って当然のこと。世の中でも多い職場恋愛は、看護師にはほぼないといっても過言ではない。理論的にも職場で圧倒的に少ない独身男性を射止める女性は少数の女性になる。仕事をばりばりしている看護師なんて、出会いがないと象徴的な仕事なのかもしれない。

理由3：経済的に自立できすぎている

女性看護師がなかなか結婚できない理由として、「経済的に自立できすぎている」ことって、絶対要因になっていると思います。

看護師の初任給・初年度の年収ってだいたい400万ちょいくらいっていわれてるんすよ。これに比べてサラリーマンの平均年収はだいたい400万くらい。初任給だともっとひくいわけです。つまり女性看護師のお給料は、一般的な男性よりはるかに多いわけで。

看護師さんで離婚経験があるひとのうち、経済的な問題で離婚するひとが結構多いです。なおかつ自分で全然食べていけるし、仕事もあるからなおさら経済的に男性に依存していない。そんなお金に関する背景も看護師の結婚率の低さに影響しているのかも。

普通の女性だったら、看護師ほど収入がないので、正直自分に使うお金は看護師より圧倒的に少ない。ってなると、やはりすきなことをして遊ぶ、趣味を持つ、とかいう「自分の好きなこと」に集中できる機会が少ないわけです。そうなると遊ぶことよりも結婚に対する願望は看護師より強いかも。わたしのまわりの若い看護師さんは、結婚を夢見るっていうより「今を遊ぶ」ことに必死です。海外旅行だの、エステだ脱毛だのって、そういうことにお金使ってますね。時間があればクラブとかいってる子も多い。

ほんでもって、出会う男は自分より収入がグンと少ないか、一緒くらい。考えますよね。お金があることが、結婚から遠ざけてる要因でもあると思います。

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理由4：日常的におしゃれができない

本当はおしゃれをしたら普通にかわいい今時の女の子でも、看護師として勤めるときはまったく化粧っ気もないしおしゃれもたいていしない事が多い。

正直企業とかで勤めるOLさんて、おしゃれするのも仕事のうちみたいなもんだから、仕事へいくときのスタイルにはギャップを感じます。自分自身もOLのときは毎日おしゃれしてたし、美容院とかしょっちゅういってたけど、看護師になってから全然意識しなくなりました。働いていても思いますが、看護師の普段のスタイルってOLとくらべて本当に地味な女の子が子が多いです。仕事帰りに飲みに行ったりしたら、普通のOLなら男性に声をかけられたりすることがあったりしますが、地味な服装と髪形の看護師の仕事帰りスタイルではなかなかそういった機会もOLと比べてすくないんじゃないと思う。

そら、メイクばっちりでパンプスにかわいいスカートをはいたおねえさんと、髪をくくった跡がついたぼさぼさの髪形にスニーカー、すっぴんの仕事帰り看護師なら、圧倒的に前者のほうが仕事帰りの出会いも多いですよね。

理由5：男慣れしていない（これ大きい）

わたし、看護師になってから職場の同僚に関してすごく感じたのはこれです。あまり「男慣れしていない」感じがします。

特に現役から看護師になっている女性で、ときどきびっくりするくらい男性慣れしていないひとがいるんですよ。ちょっと男性と話すだけで緊張したり、声をかけられても過敏に反応したり・・。OLでも看護師でもやっぱり女の子ってコイバナとかするんですけど、その内容が違う。

なんか、OLとかだと「え～、○○くんに誘われたの？いっちゃいなよ」みたいな、恋愛に関して軽いノリのひとが多い気がしたんだけど。慣れているっていうか。看護師って人によるけどすっごいガードが堅い人がいる。かわいいのに、なんか男慣れしてないひとがいるんですよ、ほんとに。はたからみてから「え！？なんで！？もったいない！」ってなるような子が結構多い。

よくよく聞いてみてみると、男性からアピールされていても、「でも彼って他のひとにもアピールしてたりする遊び人かもしれないし」「どうやって恋愛に発展させたらいいのかわからないんです」とか、なんか「いやいや、いっちゃいなよ！」って叫びたくなるようなじれったい感じ、なんしか男慣れしていない看護師って本当に多い。恋愛慣れしていない子がおおいんですよね。

現役から看護学校にいって、ずっと看護師をしている子って、基本一番恋愛する年齢のときを、女性が多い環境で過ごしています。男性と触れる機会が少ないし、男性に対して免疫がないんです。だから、奥手な子だとそうなってしまうのかもしれません。

アピールされても結局自分からどう男性に近づいていいのかわからないから、恋愛する機会を自ら逃しているような看護師さんが結構います。看護師ってチャラい子は本当にチャラいけど、奥手な子は本当に奥手。デートの仕方すらわからないって子がいたりする。

もったいないですねー。かわいいし、若いのに、とか思います。

理由6：気が強すぎる

看護師になってから、看護師をしている女性の気の強さには圧倒されました。

そして看護師として勤めていくなかで、気が強くなっている自分をひしひしと感じています。企業で働いていたOLの女性たちと比べても気が強いなーって思う。

自分が男だったら、看護師と結婚したくないとも思うｗ。

全員ってわけじゃないですが、いつも誰かにキレていたり、悪口をいっていたり、、看護師の世界ではそんな女性は結構いるんですけど、企業にいたときは少なからずそんな雰囲気の女性はあまりいなかった。恋愛面でもなんていうか、男性に対してもすごく気が強い。

今のところ、看護師になってから、この子健気な女の子だなって思った子は一人もいませんねぇ・・。

職場の結婚されている看護師の方がこないだいっていたんですが、新婚なのに旦那が帰ってきて「疲れたー」っていうだけで殺意を覚えるらしい、「こっちのほうがつかれとるわ！」ってなるんだって。すげー気が強いなーって改めて思いました。仕事の疲れが夫婦関係にも影響してるわけだから、看護師さん特有の気の強さが恋愛や結婚に影響しているってのもあながち嘘ではないと思うんですよ。OLさんでそんな気の強いこと言っているひとはみたことなかった。やはり看護師って仕事の責任が重いし、仕事がヘビーだから余計気が強くなるのかもしれない。気がつよくなるのも一種の職業病みたいなところがあるのかもしれないですね。

看護師は家庭で旦那を癒すってのは無理だと思います。看護師＝優しくて癒される、みたいなのを期待して看護師と結婚しようとする男性がいるなら考え直したほうがいいですね。がっつり働いている看護師と結婚したら、逆に癒してあげるくらいのスタンスでいないと、共同生活が成り立たないと思います。それくらい、看護師の女性って気が強いひとが多いですよ。

これってすごく看護師の恋愛事情、結婚事情に影響してると思います。

理由7：金遣いが荒い OR ケチすぎる

わたしが看護師になってから思うのは、看護師さんってびっくりするような金遣いの荒いひとがいる。

もしくは引くくらいケチなひとがいる。

もちろん全員ではないですが、OL時代からは考えられないようなお金の価値観のひとっていたりします。

金遣いの荒い人は、給料全部ギャンブルに突っ込んだり、買い物中毒だったり、、比較的女性のなかでも収入が高いといわれる看護師なのに、結構借金まみれのひともいたりします。あとやたら金をため込んでいるけちんぼタイプ。収入が高いし結婚していないから将来を想定してしっかりため込んでいるひとっているんですよ。貯金がたのしいのか、自分のおしゃれや持っているものは一切気を遣わず金をため込んでいるけちんぼタイプがほんとにいます。

いずれにせよ、ギャンブルにはまっているひとはパチンコ店や競馬場に入りびたりになるから出会いも遠のいていくだろうし、ため込んでお金を使わなさすぎるひとも、外に出かける機会が少ないので出会いが少なくなると思います。看護師って休日がバラバラなので、なかなか趣味をつくろうにも作りにくいのが、こういったギャンブルとかに走らせる原因なのかもしれませんね。ちなみにOLのときギャンブルや買い物中毒の子はいなかったです。看護師ほど収入が多くないからかもしれませんが。

まぁ、そういったお金の問題を抱える女性によって来る男性がいたとしても、なにか難ありの男性が多いこともある。看護師の収入目当てとか。

お金のありすぎも考えもんなのかもしれない。