コラム

看護師の職場、何科が向いている？性格別【適性診断】



シンママナースの マリアンナ です。

 

看護師として、自分は何科に向いているんだろう？一口に看護師といっても、働く診療科によって仕事内容や職場の特徴はバラバラ。自分が何科に向いているかを知らないと、就職選びに失敗します。この記事ではあなたの性格が何科に向いているか、各科の特徴など踏まえ「向いている科」を診断することができます。



働く看護師の性格で診断する

自分の性格に合う職場で働きたいなら、性格別に診療科を選択しましょう。性格別に応じた診療科を紹介します。

おっとりしている・穏やかな性格

おっとりしていて、あまり気が強い方ではない看護師さんにおすすめの科は、

  • 内科
  • 泌尿器科
  • 脳外科
  • 皮膚科
  • デイサービス、老健施設などの介護施設

等の慢性期病棟です。

おっとりした性格だちら、回転が早くシビアな急性期は、すごくストレスを感じるので不向き。上記のような慢性期中心の診療科では、急性期のような回転の速い看護とは対照的で、患者と一対一でゆっくり看護を提供することができます。検査や手術件数が多い部署は多忙になるので、共通したポイントは、いずれも手術や検査の少ない慢性期よりのところを選ぶと良いでしょう。

メリット

手術や検査の少ない診療のメリットは、急性期的な看護はあまり必要なく、患者とゆっくり関わることができるところ。入退院もすくないので、おっとりしたひとでも急かされることなく働くことが出来ます。働いている看護師の性格も穏やかなひとが多いため、比較的人間関係も良好な部署が多い。手術のない脳外科では、脳卒中後の麻痺などによるリハビリがメインであることが多く、介護的な側面の方が大きい看護中心になります。

デメリット

急性期的なところから離れるため、急変対応や急性期的看護などのスキルが身につきません。また、慢性期の穏やかな空気に慣れてから、ハードな急性期的へいくのはハードルが高くなるので、キャリアをたくさん積みたい新人なら、一番最初に選ぶのはハードルが高い。また介護的側面が多いため、腰痛などの職業病にもなりやすい。

バリバリの体育会系、白黒はっきりした性格

気が強い看護師さんにおすすめの科は、

  • HCU、ICUなどの集中治療室系
  • 手術室
  • 外科メイン病棟
  • 救急外来

等の急性期病棟です。

自分の意見をはっきり言うタイプ、体育会系のはっきりした性格のひとは、回転が速く、エマージェンシーな科が向いています。スポーツ系クラブに入っていたひと、昔から負けん気の強いひとはこういった部署が向いているでしょう。気持ちを割り切って、淡々と急性期をこなせるのは、性格的に気が強いひとが多いです。

メリット

急性期看護を中心に学ぶことができる科ばかりなので、キャリアアップに有効です。転職するときの幅も広くなるし、アセスメント能力も高くなります。外科処置や急変対応も多く、急変慣れできるし、解剖にも強くなります。

デメリット

急性期を軸とする科で勤める看護師は、ハードなシフトから長期的にみると体を壊しやすい傾向にあり、職場の人間関係もいびつであることが多いです。また、休みをとりずらいことも多く、プライベートとのワークライフバランスはとりにくい傾向にあります。家庭持ちやプライベートを大事にしたいひとは、働けたとしてもフルタイム勤務は厳しいかもしれません。

おしゃれが大好き・ネイルやヘアメイクが大好きな女子力高めの性格

看護師といってもやはりオシャレはしたいもの。普通の女の子みたいに毎日おしゃれを楽しみたい！医療現場の看護師として勤めると、OLではできるネイルやヘアカラー、ヘアアレンジを楽しむことができません。看護師だけどどうしてもオシャレを続けていたい。そんな看護師にオススメなのが、

  • 美容整形外科
  • 企業看護師

です。

美容整形外科や企業で勤める看護師は、病院で働く看護師のように見た目に対してさほど制限がなく、おしゃれを楽しんで働ける場所です。企業看護師は企業医務室や治験など働き方は様々ですが、病院ほど見た目に対して規定が厳しくありません。ネイルや化粧、ヘアアレンジなども自由であることが多いため、毎日のオシャレを楽しみたいと思う看護師には一番合っている職場になるでしょう。

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メリット

なんといっても、普通の女性と同じようにオシャレができること。ネイル、ヘアカラー、ヘアアレンジ、ヒール、スカート。自分が好きなスタイルで働くことが出来て、夜勤などのランダムなシフトもないため、毎日を楽しく過ごすことが出来ます。

デメリット

美容外科や企業看護師は臨床から離れてしまうため、現役看護師としてのキャリアを積むことができません。１～２年であればまた臨床に戻ることはできますが、3年以上臨床を離れてからまた臨床に戻るのは、負担が大きくなります。



看護師として何科が向いてるか。診断まとめ

看護師として自分が何科に向いているか、性格によって違います。

楽な診療科を探すより、まず自分の性格に合う診療科はどういったところかをアセスメントしてから、職場選びをしたほうが賢明です。性格によって向き不向きが必ずあります。どうしても自分で判断しきれないひとは、プロの転職コンサルタントに相談してみるのもいいかもしれません。

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人間関係が良くない、休みが少ない、残業が多い。 看護師の仕事はなにかとハードです。職場に不満を感じても、転職するタイミングを逃して時間がたてばたつほど、転職が難しくなります。 年齢や経験値が上がるほど、新しい職場に慣れるのも大変になる。求められるものも大きくなっていってしまう。理不尽な今の職場をやめたい！だったら 「善は急げ」 です。良い条件の職場はすぐ誰かに取られてしまうからです。このまま福利厚生が悪い職場にずっといても、どんどん転職しずらくなっていくだけ。転職を考えるなら、看護師求人サイト「ＭＣ─ナースネット」が一番おすすめ。筆者も実際に使ってみて、良心的・サポートが充実していたからです。

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部署を選ぶときのコツは、

  • 自分のしたいこと
  • 自分の学びたいこと
  • 自分がしたくないこと
  • 自分の性格に合いそうな職場

を項目別に並べて、自分がこれだけは外せない！っていう優先順位をつけていき、優先順位がひくいものから、消去法で消していけばよいでしょう。部署選びは失敗するとそのあと大変苦労します。何科で働きたいか面接で聞かれる前に、しっかり自分のなかでアセスメントをしておきましょう。

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