母子家庭のための助成金・シングルマザーが受け取れる手当一覧



シンママナースの マリアンナ です。

 

シングルマザーには、受け取れる手当や助成金、援助金制度があります。

子供の年齢や、人数、母親の年収等の条件によって、受け取れる手当は違います。

シングルマザーが受け取れる手当等や助成金を、項目ごとに分け、金額や条件等一覧にしてまとめてみました。

 

 

 

 

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児童扶養手当

離婚などで両親の片方からしか養育を受けられなくなった児童のために、地方自治体から支給される手当です。
役所へ申請しないと受給できないため、忘れず申請しましょう。
収入によって細かく支給額が決められ、各自治体によって違いがあります。
支給額は、最大で子ども1人につき月額42,330円、2人目は5,000円、3人目以降は3,000円が加算されます。
子どもが満18歳になる年度末まで受給できます。

児童扶養手当(母子手当)の金額・支給日・所得制限 [call_article]1783[/call_article] 児童扶養手当とは 児童扶養手当(通称 母子手当)とは、母または父のひとり親家庭児童のために、自治体から支給される手当です。
【2016年度対応】児童扶養手当(母子手当)がもらえる支給日と金額の計算方法~自働計算シュミレーションもあります~ photo 1. 児童扶養手当とは 最近では母子家庭が増加してるのに伴い、社会全体でシングルマザーを支援していこうと多くの支援策が整ってきています。その母子手当の中心となるのが児童扶養手当

 



特別児童扶養手当

20歳未満の精神又は身体に障害のある児童がいる場合に支給される手当です。
支給月額は級によって違い、1級 51,500円、2級 34,300円となっています。
ただし、所得制限があります。
受給には役所への申請が必要です。

 

 



児童手当

児童手当は、国が「子どもにかかる生活費を支援する」制度です。
母子家庭でなくてもらえ、ひとり親のご家庭では児童扶養手当と同時の受給も可能です。
子どもの年齢や親の所得で異なりますが、3歳未満で月額15,000円、3歳以上中学生卒業まで月額10,000円の手当を受けることができます。
ただし、所得制限があります。
婚姻しているときは、父親の口座に振り込まれることが多いため、離婚後忘れずに役所に行き、口座の変更を申請しましょう。

 

 



母子家庭・父子家庭の住宅手当

20歳未満の児童を養育しているひとり親家庭の世帯主で、家賃を月額10,000円以上支払っている方が対象となります。
自治体によって支給条件が違い、手当がない場合もあり、地域の役所に問い合わせてください。

 

 



生活保護

生活困窮者に対し、国が「健康で文化的な最低限度の生活を保障する」という制度です。
シングルマザーでなくても受け取ることができます。
支給額は、住んでいる地域で最低限の生活ができる額となっており、住んでいる地域、家族構成、収入などによって決められます。
生活保護を受けるにはかなり厳しい条件があり、該当しなければ受給できません。
受給には役所の生活保護課への申請が必要です。

 

 



ひとり親家族等医療費助成制度

ひとり親の家庭に対し、医療費の一部を助成する制度です。
健康保険に加入していれば、子どもは18歳まで、親は子どもが18歳になるまで助成を受けることができます。
ほとんどの場合、医療費が定率1割自己負担になります。
また、1カ月の自己負担金額の上限を超えて支払いをした場合、越えた分の金額が返還されます。
自治体によって収入による限度額などを設けている場合があります。
また、健診や予防接種など助成対象にならないものもあるので注意が必要です。

 

 



乳幼児や義務教育就学児の医療費助成

乳幼児や義務教育就学児の医療費を助成する制度です。
受給額や受給できる子どもの年齢、所得制限の有無は各自治体によって違います。
受給には申請が必要です。

 

 



就学援助

学校教育法で定められた制度で、対象者は、生活保護受給世帯か、それに準ずる程度に困窮していると認められることが条件です。
シングルマザーで児童扶養手当を受けている場合は受けることができます。
主に給食費や学用品代など、学校に支払う費用の援助を受けることができます。
15歳以下の子どもの数に応じて、修学旅行費や入学準備金など、それぞれの学年に応じた額が支給されます。
詳しくは知識の自治体への問い合わせが必要です。

 

 



遺族年金

遺族年金は、一家の大黒柱が亡くなった際、残された家族に支給される手当です。
夫と死別してシングルマザーとなった場合には受給できる場合があります。
加入している年金によって受取れる額は違ってきます。
ただし、国民年金保険料の未払いがある場合は受給することができないので、注意が必要です。
もし、所得が低く国民年金保険料を支払うことが難しい場合は、必ず事前に免除申請をしておくことが必要です。
申請先は年金事務所となります。

 

 



児童育成手当

都道府県単位独自の制度で、実施されていない自治体もあります。
東京都では、都内に住所があり、下記のいずれかに該当する子ども(18歳になった最初の3月31日まで)を扶養している場合、子ども1人につき月額13,500円が支給されます。

  • 父母が離婚・父または母が死亡
  • 父または母が生死不明・父または母に1年以上遺棄されている・婚姻によらないで生まれたなど

 

 



その他利用できる税金控除と割引制度

下記の税金控除や割引制度を利用できる場合があります。
各自治体によって異なりますので、詳細については確認が必要です。

  • 国民年金、国民保険の免除
  • 所得税、住民税の減税(寡婦控除)
  • 交通機関の割引・上下水道の減免・粗大ごみ等処理手数料の減免制度・非課税貯蓄制度(マル優)

 

シングルマザーが生活を自立させるため、学校等の機関で資格等取得を目的とした教育を受ける必要がある場合、

取得奨学金制度や手当金の制度がたくさんあります。以下わたしが看護師になるために使用したお金に関する制度をまとめています。

シングルマザー 看護学校にいる費用と準備方法:シングルマザーが看護師を目指すなら   シングルマザーの収入の現状 2016年現在、シングルマザーの平均年収は223万円、月収は約18万円と言われています。 都市部では2DK~2LDKでも家賃は7万以上するでしょうし