ママ友カーストの階級が決まる「ママ友ランチ」の上手な立ち振る舞いとルール



シンママナースの マリアンナ です。



1.ママ友カーストの階級が決まる「ママ友ランチ」とは

シングルマザーは日々の仕事に忙しい。

学校行事なんて積極的に参加できないのが現状です。ママ友がいない人も多いですよね。

ママ友がいないくてもやっていけないことはないですが、子どもの保育園や学校の様子などを知るためにある程度信頼できるママ友を作り、子どものためのママ友付き合いをしなくてはいけないときもあります。

そこでいわゆるママ友カーストに遭遇する人もあるでしょう。

ママ友カーストというのは夫の職業や家庭の年収、生活レベルなどによって精神的なカースト制度を負わされることです。

こうしたネーミングは最近ですが、昔から女性がたくさん集まれば、多かれ少なかれこうしたグループを組んだり、序列があったりするのは珍しいことではなかったと思います。

これが自分だけの問題なら「自分はそれで構わない、付き合わなければ良い」で済まされますが、子供にはそんな大人の事情が分かりません。

自分の子供がどうしても一緒に遊びたがるので仕方なく付き合っているというママも少なくないのではないでしょうか?

ママ友交流の重要な行事の一つに「ママ友ランチ」があります。

ここでの会話やファッションのセンスなどでママ友カーストのランクが決まることもあります。これが実にめんどくさい。

残念なことにママ友カーストの上位要素に「夫の高年収」という要素があるために、母子家庭というだけに最初から不利であると言わざるを得ません。

ママ友の情報網を使って得た他のママの話題で盛り上がったり、時には他人の服装のブランドやバックなどに嫉妬したり、さりげなく自分の自慢をご披露したりして満足感を得ることも多いようです。

ママ友の付き合いは同時に子供同士の付き合いにもつながるのでグループから抜けたいと思っても慎重にしなくてはいけません。

自分の陰口なら我慢できても、そのことで子供までが仲間はずれにされたりするのは耐えられないですから。

でも安心してください、これらの面倒なママ友付き合いは子供の成長するにつれ徐々に減っていきます。

子供同士の付き合う範囲が広がりますし、そのグループに固執する必要がなくなってくるからです。

子供がママの手からだんだん離れるにしたがって、ママ友グループとも距離ができることでしょう。

そうなればシングルマザーはかえって「仕事がありながら育児もやっているできる人」という見方になるかもしれません。

最後まで残った信頼できるママ友とだけ、楽しいママ友ランチをすればいい時がちゃんとやってきますよ。

 

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2. ママ友ランチでの上手な立ち振る舞いとルール ~ママ友トラブルを起こさないために~

ママ友ランチで気を付けなければいけないことは周りの状況を把握することでしょうか。

どうしてもグループの中にはリーダー的存在の人がいるでしょう。

その人の様子をちゃんと観察しておくことをお勧めします。その人が一番何に興味があるのか。

人の年収、子どもの学力、ブランド品、他人の噂話など。リーダーが自慢したいジャンルは何か。同時にリーダーのNGワードも把握しておくべきです。

人にはそれぞれ触れてほしくない事がひとつやふたつあるものですから。

間違ってもこのNGワードに触れるような事を言わないように注意しなくてはいけません。

この時点であなたはグループから一歩引いた位置で参加しているでしょうから、そのグループの中心人物になろうだとは考えていないでしょう。

でしたら一番のポイントは目立つようなことはしないということです。

たとえ相手に促されても自分から人の悪口を言わない。

ただし「そんなことは言ってはいけないじゃない」なんて完全否定はいけません。

そのことだけでグループの雰囲気がガラッと変わってしまします。

ぜなら他人の悪口がママ友ランチの楽しみの一つだからです。

あくまで立場は「周りとの協調」です。目立つようなことはしないという鉄則を忘れないようにしましょう。

仲良くなったからと簡単に相談事はしないでおきましょう。

するとしたらその内容が他のママにも筒抜けになることは覚悟しておいた方が良いです。

噂話もランチの楽しみの一つですから、あなたのいない所でランチのネタにされないとも限りません。

そういうトラブルにならないように最初から相談事はしない方が良いでしょう。

もしママ友ランチ気が進まない時は当たり障りのないよう断る必要があります。

本当は行きたいけどどうしてもいけない理由を頑張って考えましょう。

その断り方によっては「本当はランチにくるのが嫌なんじゃないの?」という疑惑から欠席裁判になりイジメに発展するなどのトラブルも覚悟しなくてはいけないからです。自分のグループから抜けたいなんてメンバーにとってみたら屈辱的なことだからです。

心配なのはこのママ友のイジメはママだけにとどまらす、子どもにも大きな影響がでる可能性が高いことです。

下手な理由を言ってかえって疑惑を招くような目立つようなことはしないように注意しましょう。

ママ友には本当にいろんな人がいるという事を肝銘じて、普段は「周りとの協調」に努め、その中から一人くらい自分が信頼できる、長く付き合っていける「真のママ友」を見つけることができれば良いくらいに考えておくのが賢明だと思います。