シンママナースの マリアンナ です。
久しぶりにM1でめっちゃ笑わしてもらった、和牛
わたしあんまりテレビとかまじまじ見ないんですけどね。子どもがM1好きなので久しぶりに見たんですけど、その時で出演していた「和牛」さんの漫才、めちゃくちゃおもしろかった。
みなさん見ました?これこれ、この動画。
「戦争思い出したんちゃうかー・・」
「戦時中の恋愛やないか」
「たまやっ」「おしいっ」
「指輪が逃げるっ!」
もう、ほんと久しぶりにお笑い芸人をみて本気で笑った感じ。なんか最近のお笑いって、リズムネタとかばっかりですぐ見飽きてしまうような印象があったので。昔の松本人志さんのコントをみてるみたいで、実力派って感じがしましたね。
なんかそのときのコメントやシーン、突っ込んでいるときの川西さんの表情とかが印象的で、思い返してもおもしろい漫才でした。優勝できなかったのは残念だけど、すっごく才能もあるし努力しているんだなーっていうのが伝わりました。プロですねー。たった4分の間に人に印象付けられるってすごいことだと思います。彼らの演技力やテンポがよくて、その場のお祭りの雰囲気がイメージできる。練習すごくしてる感じするし、話術も展開も上手だ。残念だったのはコントっぽくなっていたからか、確かにおもしろかったのにやはり評価が下がってしまった点。優勝を逃しちゃいましたもんね。優勝ではなかったものの、世間でもやはり和牛が一番おもしろかったみたいで、yahooの「M1で一番おもしろいとおもった意識調査」でも和牛が1位になってました。
わたしもあんまりお笑いのこと詳しくないけど、漫才ってあくまで会話だけでお客さんを笑わせる分野のことで、和牛さんがやってたみたいにキャラクターや役が設定されて、演技やストーリーをテーマにしたのは「コント」になるみたい。
和牛さんが確かにおもしろくて、なんだか世間で八百長だとか、和牛が優勝だろとかいうコメントをよく見ますが、漫才を勝負にしたM1ですからやはりプレッシャーの中正当派で戦った銀シャリさんに加点されるのは当然かもしれません。これでコントをしていた和牛さんとかスーパーマラドーナさんが優勝しちゃったら、難しい漫才を頑張ったひとがすごく損した感じしますもんね。
それにしても川西 賢志郎さん、かっこいいですなー。ハンサムだし、口もうまそうだから、将来もしかしたらMCとかしてるかもしれないですね。水田信二さんはボケ役が様になっているなーと思います。あの無表情ちっくな、ほそい目の顔がさらになんか笑うを誘うっていうか。どっちが才能あるとかじゃなくて、二人のキャラが合ってる感じ。
和牛さんって演技力、ストーリー、パフォーマンス、表情・・どれも芸人の域を越えてるなーとか思う
M1で和牛の漫才を見て、中川家・礼二さんのコメントは「ツッコミ研究してる」みたいなこと言ってましたけど。うん、そんな感じするなって思って。
和牛さんの漫才をみて、久しぶりに「漫才っておもしろいなー」って思ったんですが(で、おもしろすぎて何回もみてるんですが)、何回も見てると、彼らの演技力やストーリーの出来合いっぷり、会話のテンポの良さと表情の豊かさなど、見る側を飽きさせない要素がたくさんあることに気づきました。小さい子でもお年寄りでもわかる簡単なストーリー、誰でもイメージできる場面、ボケとツッコミごとに無表情な水田信二さんに表情豊かではっきりした聞きやすい声の川西賢志郎さんがツッコむ。誰にでもわかりやすくて、印象に残る絵面。こういうのって、何度も二人でやってみて、見直して研究して作ったりしているもんですから、これだけ完成度の高いものになっているんでしょうね。
お笑い芸人って、ばかにされて笑われる役だけど、バカにはできない仕事だと思います。お笑い芸人で人を笑わせられるひとって、転機が効いて先が読める、賢いひとなのかもしれない。どんな業界であれ頂点にたつ人って、いつでも自分の仕事や役割にしっかり向き合って、研究しつくしたひとなんだとふとあらためて思わされました。
思い出しても笑える、何回見ても笑える、どの世代でも笑える和牛さん。今後に期待してます。