ブログタイトルの決め方:アクセスアップするタイトルの6つの共通点



シンママナースの マリアンナ です。

この記事では、ブログタイトルの決め方がわからないSEO初心者さんでもできる、効率的でアクセスアップに有効なブログタイトルの決め方とそのコツを紹介しています。



ブログタイトルの決め方とは~タイトル次第でアクセス流入数は変化する~

ブログタイトルとは、例えるなら店の看板のようなもので、お客さんがより来てくれるか否かは、ブログタイトルが大きく影響するといわれています。

ブログ記事を書くときの市場調査は店をたてるときで言う「立地調査にあたり、ブログタイトルを決めることは店をたてるときで言う「店の名前と看板づくり」にあたるようなものです。ブログの市場調査って何だ?って思った方はぜひ以下の記事を一読してください。アクセスアップするために大切なコツを知ることが出来ます。

ブログの書き方のコツ:アクセス数を増やすブログの書き方 アクセス数をアップさせるブログの書き方にはちょっとしたコツがあります。アクセスアップするブログを書くためには、書くこと自体より実は、「なにを書くのか」の事前調査がすごく重要なんです。フルタイムで働きつ

立地が良い店に、お店の内容がわかりやすい店名と看板があったら、お客さんがおのずと入ってきます。ブログタイトルはその「お店の内容がわかりやすい店名と看板」の役割を果たします。お客さんを呼び込むキーとなるものです。

「この店にはこんなサービスがある」「この店に入ればこんな商品と出会える」とか、何かしらユーザーが求めるニーズが満たされることがわかるタイトルである必要があるんです。ユーザーが思わずそのブログをのぞきたくなるようなタイトルに決め方にはコツがあります。アクセスアップに有効なタイトルの決め方をブログ初心者でもわかるようポイントにまとめて紹介していきます。



ブログタイトルの決め方・作り方のコツ~思わず見たくなるタイトルの法則とルール~

アクセスアップに効果的なブログタイトルの決め方のポイントは大きく分けて6つあります。

  1. キーワードの選択
  2. キーワードの位置
  3. 読むことで得られるユーザーのメリット
  4. メリットの具体性
  5. 文字数
  6. ディスクリプション(description)の設定

POINT1:キーワードの選択

ブログタイトルの軸となるのがそタイトルのキーワードです。ユーザーが見て、「何について書いている記事だ」ってパっとみて分かるキーになる部分。だからそのキーワードチョイスがすごく大切です。タイトル決めで、一番時間をかけても良いかもしれないくらい、大切なところ。心臓みたいな部分です。その記事を読んで、その記事をひとことでいうとこれだ!っていうのを選んでください。(もちろん市場調査をある程度して、需要があるキーワードであることが前提ですよ)

例えば、わたしのこのブログタイトルのキーワードであれば、「ブログタイトルの決め方」です。「ブログタイトルの決め方」については、多くはないものの月間でも安定した検索数があるので、このキーワードを軸にしました。

キーワードを決めるとき、ポイントとなるのは極力「ロングテールキーワード」を盛り込むことです。

ロングテールキーワードとは、誰でも知っているようなビックキーワード、例えば「看護師」とか「ナース」とかいうキーワードに加え、スペースをはさんでもうひとつ、ふたつ意味のあるキーワードとして検索される複数の単語がかさなったキーワードのことをいいます。例えば、「看護師」に加えて、「看護師 ブログ」では、同じ看護師でも検索している側のニーズって違ってきますよね。もちろん、「看護師」っていうビックキーワードと比べて、単語が増える「看護師 ブログ」っていうロングテールキーワードは検索数は減ってくるものの、より検索する人の具体的なニーズが明確になるので、アクセスしてもらいやすくなります。

余談ですが、

SEOにおけるキーワードの選択の方法について、アクセス数を確保したいならビッグキーワードより、検索数が少ないロングテールキーワードを狙えといわれることもあります。それにはいろいろな根拠があるんですが、商戦の激しい分野(ビックキーワード)で戦おうとしても、上には上がいるので、なかなか上位に表示されるのは難しいです。店がひしめき合うショッピング街でありがちな店を出してもすぐ店がつぶれてしまうのと同じ原理です。でも、確実に需要があるところに、細々とでも顧客の需要に応じた店を出していればこつこつとお客をつかめます。中学校の前に立つ制服屋さんみたいに、お客さんが少なくても、アクセス数に確実性を持たせることが大切なんですね。アクセス数が少なくても、確実に上位に表示されやすく、また需要があるロングテールキーワードで確実にアクセスユーザーをつかんでいくほうが賢明っていう視点です。

ロングテールキーワードはアクセスアップにとても大切な概念なので、しらなかったひとはぜひここで理解を深めておいてください。

アレグロのSEOブログさんの記事で、ロングテールキーワードについてわかりやすく説明してくれてるので、ぜひご参照ください。

POINT2:キーワードの位置

ブログタイトルを決めるとき、そのブログでポイントとなるキーワードの位置が実はすごく大切です。ポイントとなるキーワードは、極力タイトルの左側にくるほうがアクセス数が増えるといわれています。

これは人間の視界と直感的な行動にも関係しているんでしょうけど、人間って結局みやすく、パッと目に入って印象的だったことから選択していく風習みたいなもんがあるんでしょうね。同じキーワードを使ったタイトルでも、そのキーワードが左側にあるほうがアクセス数が多かったっていう実験結果もあるみたいです。文章って左から読むから、自分がなにかを調べたいとき、めぼしい記事のタイトルの読み出しにそのヒントとなるキーワードがあれば「あ、これだ」って思ってクリックしてしまいますよね。たかがタイトル、されどタイトルで、いかにユーザーが「この記事読みたい」って思うようなタイトルにするか、がすごく大切なんです。ゆえにユーザーが「この記事はこんなことが書いてるんだ」ってより早くわかるように、極力左側にヒントとなるキーワードがあるほうが良い。

例にとってひとつあげてみます。

この記事ではブログタイトルの決め方をテーマにしているので、「ブログタイトルの決め方」を検索するひとにより見てほしいわけです。もしあなたがブログタイトルの決め方をを知りたいと思っているとしたら、以下のどちらのタイトルをみようと思いますか?「ブログタイトルの決め方」を右側にもってきたタイトルと比較してみます。

  • アクセスアップするタイトルの6つの共通点:ブログタイトルの決め方
  • ブログタイトルの決め方:アクセスアップするタイトルの6つの共通点

これはこの記事のタイトルとサブタイトルの前後を入れ替えただけのものです。

アクセスアップを探しているひとなら、上の記事タイトルに惹かれるかもしれませんが、あくまでブログタイトルの決め方がわからなくて、「ブログタイトルの決め方を詳しく書いてるサイトないかなー」って探しているひとなら、後者の「ブログタイトルの決め方:アクセスアップするタイトルの6つの共通点」のほうが、自然とクリックする確率はたかくなると思います。上と下のタイトルを見比べてみたら、左側にあるキーワードがすごく目を引くことがわかります。そのブログが言いたいことが、タイトルの左側で主張されるんです。タイトルの左側って結構大事です。新聞でいう一面の、一番最初の見出しワードみたいなものです。

なので、ブログタイトルを決めるとき、自分が思うキーワードを左側にもってくることが大切です。

POINT3:読むことで得られるユーザーのメリット

ブログタイトルを決めるとき、意識して取り入れてほしい文章は「その記事を読むことで、ユーザーはどんなメリットを得られるよ」っていう内容です。

読み手がその記事を読んで、何を得られるのか簡潔に一言でも入れてあげてください。

何かを検索してブログにたどり着くひとたちには、何かニーズがあって検索しているわけです。

知りたい、学びたい、楽しみたい、解決したい・・様々なニーズの背景があって検索しているわけだから、記事のタイトルとしては「この記事を読んだらこんなメリットをえられるよ!」ってのを一文いれてあげるだけで、記事タイトルをクリックする確率って上がるんです。

ブログの書き方のコツ:アクセス数を増やすブログの書き方 アクセス数をアップさせるブログの書き方にはちょっとしたコツがあります。アクセスアップするブログを書くためには、書くこと自体より実は、「なにを書くのか」の事前調査がすごく重要なんです。フルタイムで働きつ
の記事でも少し触れていますが、読み手のベネフィット(読むことで得られるメリット)にフォーカスしてタイトルを決めることが大切です。

POINT4:メリットの具体性

上記POINT3で「読むことで得られるユーザーのメリット」がわかるタイトルであることが大切であることを述べました。

じゃあ具体的にどんなメリットがあるの?っていうのがわかりやすく書かれているほうが、よりアクセス流入は増えます

ブログタイトルを決める際のメリットの表記のポイントは、「誰でもわかる客観的なメリットの効果指標」が書かれていることです。例えば、以下のような表記を駆使して、タイトルを作成することで、その記事のメリットにより具体性が出ます。

数字

「5つの効果」「人気の職種BEST10」等、ある程度数字が表記されることで、読み手はその記事に書かれている要点やボリュームを想定することができ、記事タイトルから記事内容への信頼感も上がります。

期間

「一週間でできる」「10分で覚える」等、その記事から得られる効果に期間を表現することで、読み手はその記事に書かれる難易度や自分に適切な記事内容かどうかをイメージしやすくなります。

レベル

「誰でもできる」「初心者でもできる」等、何かしらのレベルがわかる表記をつけることで、読み手は自分に理解ができる記事か、自分に適切なレベルの情報かどうかをタイトルだけで察知することができます。

サブタイトル

タイトルだけでメリットを表現しにくいときは、一旦文章をくぎってサブタイトルとして効果の具体性を明記することも手です。ちなみにわたしは文章作成が苦手なので、よくサブタイトルを使います。この記事のタイトルも、サブタイトルを使っています。「ブログタイトルの決め方」を書いていることを伝えたいんですけど、あくまでアクセスアップを前提としたタイトルの決め方であることを伝えたかったので、サブタイトルに「アクセスアップするタイトルの6つの共通点」を付け加えました。

POINT5:文字数

ブログタイトルにはSEOの観点からキーワードの文字数に上限値があることをご存じでしょうか?

ポイントとなる文字数は32文字だといわれています。なんでブログタイトルが32文字までなんだよって感じなんですけど、おそらくgoogleの検索結果に表示される文字制限が33文字だったりすることにも関係しているんだと思います。

ようはタイトルは短く、簡潔な内容であれ、ってことでしょうね。

WEB業界でSEOの巨匠的存在である「バズ部:「タイトルタグのSEO効果と読まれるタイトルの書き方」」の記事中に、ブログタイトルの文字数について以下のよう注意点が書かれて言います。

キーワードが32文字目以降に含んでいる場合は、現状明らかにパフォーマンスが落ちる。

つまるところ、ブログタイトルは32文字に収めるほうがアクセス数の確保には良いってことです。

確かにダラダラ長く途中で途切れるタイトルより、ひとことでそのブログ記事の内容が伝わるタイトルであるにこしたことはありません。

わたしもこれが苦手でなかなか制限内にタイトルを納めることができていないんですが、この意識は非常に大切だと思います。

ちなみに、アクセス数に悩むなら、このバズ部さんのサイトのSEOに関するコンテンツはすべて一読していおいたほうがいいと思います。これは素人もプロも問わず、バズ部さんに書かれている内容はSEOに非常に大切なことばかりだし、もし読んでわからないことばかりだったとしても、何もしらないより知っておいたほうが良い情報ばかりが綺麗にまとめられているので。ボリューミーですがないようがしっかりしているので、アクセス数に悩むブロガーにはオススメのサイトです。

POINT6:ディスクリプション(description)の設定

例えです。

あなたがおいしそうなランチを提供するお店を見つけて、足を踏み入れてみたいと思うけど、もう少しお店の情報がほしいと思っていた。すると小さな看板がドアの前に立てかけてあって、今日のランチメニューとその値段、ランチの内容とランチタイムが表記されていたら、安心してそのお店に入ろうって思うきっかけになりませんか?

ブログタイトルが店の名前を飾る看板なら、ディスクリプション(description)は店の前に立てかける、店を紹介する看板です。客を呼び込むためのもう一工夫といいましょうか。ディスクリプション(description)とは、検索結果のタイトル下に表示される、その記事の詳細を簡単に紹介する部分です。下の画像でいう赤線で囲っているところ。

ディスクリプション(description)

 

論文でいえば抄録、新聞でいえば目次、本でいえばその本の魅力をもう少し詳しく伝える「帯」のような役割をしています。

 

 

ブログタイトルから少し視点がそれますが、ブログタイトルと同様に大切なことであり、ディスクリプション(description)は、店を選ぶお客さんにとって店の前に立てる看板と同じくらい、重要な情報源になるわけです。その店を信用するきっかけにのなるところ。つまり、そのブログ記事に書いていることに信用性があるのか、読む価値があるのかを示すところでもある。どれだけ素敵なブログタイトルが書いてあっても、このディスクリプション(description)の書き方次第ではアクセスするはずのユーザーを逃してしまったりすることも。なので、ブログタイトルと同様にすごく重要なところであり、ブログタイトルに対して、その記事内容が簡潔にわかるように書いていれば、よりブログタイトルに対するSEOの効果が上がります。ちなみに、ディスクリプション(description)にどんなことを中心に書いたらいいのかってとこですけど、ディスクリプション(description)にはその記事を読むことで得られるメリット(ベネフィット)を書いてあげるとユーザーは記事の内容をイメージしやすくなります。

わたしはだいたいブログを書くとき、ブログタイトルとともに、ディスクリプション(description)の文章も作成しています。

 



ブログタイトルの決め方のまとめ~アクセス数アップは、SEO技術の積み重ねです~

アクセスアップとかSEOとか難しそう。ってみんなとっつきから抵抗を感じているひとが多い。確かにSEOって難しく聞こえますが(もちろん技術的に深いところもあるんですけど)、誰でもできる少しの工夫や、ブログを書くときの意識のかえ方次第で、アクセス数って結構すぐ増やすことができたりします。ブログの書き方、ブログタイトルの書き方もSEOのひとつです。ブログさえかける環境にあれば、誰でもできます。

アクセス数アップに「ぜったいこの方法が良い!」なんていうのはないんです。日々googleのアルゴリズム(サイトの評価基準のこと)は改定されていくし、時代のニーズはかわっていくので。でもいつの時代でもかわらないのは、「読み手目線」であることを常に心がけていれば、アルゴリズムが変わろうが、時代の流行がかわろうが、ある程度アクセス数を維持できるサイトになると思います。ペナルティとかを受けるようなことをしたら別ですけどね。

アクセス数が高いサイトって、何か特定のことだけをしているサイトではなくて、たいがい常日頃からアクセス数をあげるために何かをし続けています。わたしも定期的に、サイトメンテナンスやSEO対策をしています。その日々新しいものを取り入れたり、何かを変えて評価したりする積み重ねがじわじわとアクセス数を呼ぶんだと思いますね。

 

 

ブログタイトルの決め方のポイントは本文に書いている通りですが、もうひとつ参考にしてほしいことがあります。

ブログタイトルを決めるときのモデルとして、参考にしたいのはよく売れている本のタイトルです。彼らはその本のたくさん売るために、その本にあったキャッチコピーを入念に考えて本のタイトルを決めているので、とても参考になります。一度アマゾンとかで、売れ行きの良い本のタイトルや帯のデザイン、文章などを参考にしてみてください。読みたくなるような工夫がたくさんされています。

 

ブログタイトルの決め方の紹介はこれくらいで。

ほかにもわたしが行っているアクセスアップの記事がいろいろあるので、参考にしてください。